pipとは?
Pythonのパッケージ(ライブラリ/モジュール)をインストール・管理するためのパッケージ管理システムのことです。
Pythonは人工知能や機械学習で最近注目されている言語です。
今回はさくらのレンタルサーバーにてpipコマンドを使えるようにするまでの方法をご紹介します。
手順
前提
作業を進める前に、以下のコマンドでさくらサーバーにインストールされているPythonのバージョンを確認しましょう。
python --version
python --version
Python 2.7.6
今回は2.7.6が標準でインストールされていたのでこのまま作業を進めます。
python用のディレクトリの作成
まずは、以下のコマンドでディレクトリを作成します。
mkdir -p ~/.local/lib/python2.7/site-packagespipのインストール
次に、以下のコマンドでpipをインストールします。easy_install --prefix=~/.local pip
そうすると、以下のようにpipのインストールが正常に完了します。
パスの追加
インストールしたpipを使えるようにパスを通します。
.bashrcの最終行に以下を追記してください。
export PATH=$PATH:~/.local/bin
編集を反映させるために以下のコマンドも実行してください。
source .bashrc確認
ここまでで、pipコマンドが使えるようになっているはずなので、以下のコマンドで確認してみましょう。
pip --version
seleniumのインストール
試しに、以下のコマンドでseleniumをインストールして見てください。
※install-optionを指定しないと/usr/local/binにインストールしようとしてPermission deniedが発生してしまいます
pip install --install-option="--prefix=$HOME/.local"
正常にインストール出来ましたね。
以下のコマンドでも確認出来ます。
pip freeze
これでpipの利用環境の準備は完了です。
あとがき
このように、さくらのレンタルサーバーでもpipを使うことは可能です。
ただ、さくらのレンタルサーバーでは管理者権限は無いので、 sudoコマンドは使えません。
簡単なブログやスクリプト程度なら問題ありませんが、Webスクレイピング等をする場合には環境構築にsudo権限を使う必要が出てくるので、素直にさくらのVPSを契約し直す方が良いでしょう。
次回はさくらのVPSの契約方法についてご紹介したいと思います♪
