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【DockerDesktopForWindows】WSLディストリビューションの保存先をCドライブからDドライブの任意の場所に変更する方法【ディスク圧迫回避】
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目次
Docker Desktopのイメージ保存先を変えたい
Cドライブ圧迫を回避したい
Windows環境でDockerを利用する場合はDockerDesktop for Windowsを使うことが多いと思います。
しかし、インストール時に保存先を選ぶことが出来ずに自動でCドライブに保存されてしまいますよね。
また、デフォルトではエンジンについては%LocalAppData%\Docker\wsl\distro\ext4.vhdx
、Dockerイメージについては%LocalAppData%\Docker\wsl\data\ext4.vhdx
に保存されるのですが、サイズが肥大しすぎでCドライブの圧迫が気になります。。。
うぎゃああああ!!!
Dドライブに変更可能
しかしご安心を。インストール後に各種データの保存先を任意の場所に変えることが出来るので、今回はDドライブに変更してみようと思います。
手順
前提
一旦wsl --list --verbose
コマンドで今の状態を確認してみましょう。
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NAME STATE VERSION
* docker-desktop-data Running 2
docker-desktop Running 2
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上記は現状の%LocalAppData%\Docker\wsl\
配下にあるディストリビューションとなっています。
既存のディストリビューションをコピー
まずは既存のディストリビューションをwsl --export {ディストリビューション名} {変更先ディレクトリ}/{ディストリビューション名}.tar
でコピーしましょう。
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2
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エクスポートが進行中です。これには数分かかる場合があります。
この操作を正しく終了しました。
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これでtar
ファイルが生成されると思います。
今回はdocker-desktopとdocker-desktop-data
の両方をエクスポートしました。
ディストリビューションを開始できませんでした。エラー コード: 2、エラーステップ: 2
ディストリビューションを開始できませんでした。エラー コード: 2、エラーステップ: 2
というエラーが出る場合がありますが、この場合はwsl --export {ディストリビューション名} {変更先ディレクトリ}/{ディストリビューション名}.vhdx --vhd
のように変更してtar
ではなくvhdx
形式で出力しましょう。
既存ディストリビューションの削除
エクスポートが完了したら、wsl --unregister {ディストリビューション名}
コマンドでWSLから既存のディストリビューションを削除しておきましょう。
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登録解除。
この操作を正しく終了しました。
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確認
念のためコマンドで確認してみましょう。
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Linux 用 Windows サブシステムにインストールされているディストリビューションはありません。 |
無事に削除できていますね。
WSLにインポート
削除が終わったら先ほどエクスポートしたファイルをインポートしましょう。
tar
ファイルの場合は wsl --import {ディストリビューション名} {保存先ディレクトリ} {出力したファイルまでのパス}
、vhdx
ファイルの場合は wsl --import {ディストリビューション名} {保存先ディレクトリ} {出力したファイルまでのパス} --vhd
です。
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インポート中です。この処理には数分かかることがあります。
この操作を正しく終了しました。
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確認
念のためコマンドで確認してみましょう。
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NAME STATE VERSION
* docker-desktop Stopped 2
docker-desktop-data Stopped 2
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無事に追加できていますね。
デフォルトで使用するディストリビューションを変更するには
出力結果を見るとわかるのですが、デフォルトで使用するディストリビューションに違いが出ており、docker-desktop-data
をデフォルトで使用したいので、wsl -s {ディストリビューション名}
で変更しておきます。
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この操作を正しく終了しました。 |
ことがあります。
この操作を正しく終了しました。
確認
念のためコマンドで確認してみましょう。
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3
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NAME STATE VERSION
* docker-desktop Stopped 2
docker-desktop-data Stopped 2
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無事に変更できていますね。
終わりに
以上のように簡単にDocker関連の保存先を変える事が出来ました。
Cドライブはなるべく容量を開けておきたいと思うので、是非この方法でディスク圧迫を回避してみてはいかがでしょうか♪