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【炎上回避】DockerにRedmineをインストールしてプロジェクト管理ツールを導入してみよう
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目次
プロジェクト管理ツールの必要性
プロジェクト管理ツール?
システム開発やサイト制作を行っていると、納期を守りながら、必要ページや機能等を実装しなければなりません。
案件の規模によっては複数人で作業分担を行って作業を進めるのですが、各自の進捗や残タスクの管理を、メールやエクセル等での管理していると、必ず意思疎通が疎かになりに、認識のズレ等が発生し、結果として納期間際に大変な思いをする(いわゆる炎上)事が多々あると思います。
炎上を避けるためには、プロジェクトをうまく回す必要があるのですが、プロジェクト管理をサポートするためのツールももちろん存在しています。
その中でも以下の2つのツールが現在のIT業界ではメジャーとなっています。
Redmine
Redmineとは、プロジェクト管理ができるオープンソースソフトウェアです。
複数のメンバーで、作業タスクの管理や進捗管理等の共有を、オンライン上で行うことを可能にするツールです。
こちらは、サーバーにインストールして構築することで利用可能になります。
多少の導入コストはかかりますが、その分カスタマイズ等も出来るので柔軟性は高いです。
もちろんRedmine自体は無料です。(負担はサーバー代のみ)
Backlog
一方で、Backlogという同じようなプロジェクト管理ツールが最近盛り上がってきています。
こちらは、クラウドサービス型のツールとなっています。
Redmineと違い、インストール等をする必要が無く、登録手続きだけ行えばすぐに利用が可能となっています。
こちらは1プロジェクト10メンバーまでなら無料で利用することが出来ます。
それ以上の規模になると料金が発生しますので気をつけてください。
RedmineならDockerで簡単に構築可能
Redmindeであれば、Dockerを利用すれば簡単に構築することが可能ですし、運用費用も安く抑えることが可能です。
今回はDockerを利用したRedmineの構築方法についてご紹介致します。
手順
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前提
- Dockerインストール済み
- 例として、ローカル環境のDockerへの構築
参考
イメージの取得
Redmine
まずはredmineのイメージを取得します。
以下のコマンドを実行してください。
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docker pull sameersbn/redmine:3.3.1
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少し時間がかかりますが、完了すると以下のログが表示されます。
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3.3.1: Pulling from sameersbn/redmine
bf5d46315322: Pull complete
9f13e0ac480c: Pull complete
e8988b5b3097: Pull complete
40af181810e7: Pull complete
e6f7c7e5c03e: Pull complete
5dc85c5ddcbb: Pull complete
1e33dd6caf01: Pull complete
a85dd0b113c0: Pull complete
34c58ada6309: Pull complete
6250127556fc: Pull complete
858f7d6a4de7: Pull complete
c40c360ab269: Pull complete
Digest: sha256:656898cf641f3054822b1000dfb427113435c33d78e46c244b05549cb5c9b414
Status: Downloaded newer image for sameersbn/redmine:3.3.1
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MySQL
次に、RedmineではデータはMySQLに登録していますのでMySQLのイメージも取得します。
以下のコマンドを実行してください。
1 |
docker pull sameersbn/mysql:latest
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こちらも少し時間がかかりますが、完了すると以下のログが出力されます。
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latest: Pulling from sameersbn/mysql
8f7c85c2269a: Pull complete
9e72e494a6dd: Pull complete
3009ec50c887: Pull complete
9d5ffccbec91: Pull complete
e872a2642ce1: Pull complete
958f9ff10a58: Pull complete
0c1d0f028c5b: Pull complete
e99bd65ecbbc: Pull complete
Digest: sha256:915a56fa82bdba803e63f4cea324a46a51a07cc1d8051f9f8d72ce970b62b68c
Status: Downloaded newer image for sameersbn/mysql:latest
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データストアディレクトリの作成
次に、コンテナとホストのデータを同期するためのディレクトリを作成します。
必要なのはredmineデータとmysqlデータの2つなので、以下のコマンドを実行して対象のディレクトリを作成してください。
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{任意のディレクトリ}/datastore/redmine
{任意のディレクトリ}/datastore/mysql
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コンテナの起動
MySQL
では、まずはMySQLから起動する必要があるので以下のコマンドを実行してください。
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docker run \
--name=mysql-redmine \
-d \
--env='DB_NAME={任意のDB名}' \
--env='DB_USER={任意のユーザー名}' \
--env='DB_PASS={任意のパスワード}' \
-v {任意のディレクトリ}/datastore/mysql:/var/lib/mysql \
sameersbn/mysql:latest
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Redmine
次にRedmineを起動しましょう。
以下のコマンドを実行してください。
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docker run \
--name=redmine \
-d \
-p 80:80 \
--link=mysql-redmine:mysql \
-v {任意のディレクトリ}/datastore/redmine:/home/redmine/data \
sameersbn/redmine:3.3.1
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確認
では、実際にブラウザで確認をしてみましょう。
http://localhost/にアクセスしてみてください。
以下のような画面が表示されればインストール完了です♪
※Redmineの起動まで数分かかりますので、時間をおいてからアクセスしてみてください
終わりに
Dockerを使えば簡単にRedmineの構築をする事が出来ます。
AWS等でサーバーを借りてしまえば、格安でRedmineを運用出来ますので、プロジェクト管理ツールをまだ使われていない方は是非導入を検討してみては如何でしょうか?